虚像を愛する

だいたい寝言

帰属意識

昨年の秋、Mr.KINGの3人はそれぞれ個々に研鑽を積んだ。

平野紫耀くんは、初座長舞台「Johnnys' Future World」にて主役兼座長としてその重役を完璧に務め上げた。

一方で、髙橋海人くんは「Dream Boys」にて存在感を遺憾無く発揮し、数々の賞賛を浴びていた。

そして、永瀬廉くんは大学受験のために勉強に励み、見事合格を勝ち取った。

 

そんな時期を超えてから、少しずつ紫耀くんの発言に変化が現れ始めた。

 

Mr.KINGはホーム」と明言するようになったのである。

 

そして、時を経て2017年。

平野紫耀初単独CM「ビタミン炭酸MATCH」

初主演映画「honey

続けて、主演映画「ういらぶ。」

平野くんの個人での仕事が、立て続けに発表された。そして、実際に撮影はもういずれも終了している。

 

そうした個人仕事を経るたび、紫耀くんの口から「帰属意識」の発露とも取れる発言が多く出てくるようになった。

 

これが、初めはとても不思議に思えた。

帰属意識というものは、そのコミュニティでの活動を通して実感してくものではないのか。個人での仕事を経て、それが強まることなど、あるのだろうか?

個人での仕事をすることで、グループを軽んじているように感じられることへの予防線かもしれない。

 

しかし、考えてみれば、このように「 外界に出た後こそ帰属意識の高まりを感じる」という現象自体、すごく自然なことだ。なぜならば、そのコミュニティ内にいる間は周囲も一様にそのコミュニティに属しているが、いざ外に出てみて初めて、そのコミュニティに属していることが自分のアイデンティティとして色濃く浮かび上がってくるからだ。

具体的に言うと、Mr.KINGで活動しているときは隣にいる2人もMr.KINGであり、Mr.KINGの一員であることは紫耀くんのアイデンティティにはならない。ジャニーズという枠組み自体も同じである。

一方で、個人仕事における現場はいわゆる外界であり、そこでは自分のアイデンティティは「Mr.KINGのメンバーであること」「ジャニーズのタレントであること」になる。

 

そうして、自らの要素として所属するコミュニティを意識するようになる。そうした経験が、帰属意識を高めさせる一因にもなっているのだろう。

 

また、外界においてピンと張っていた緊張の糸が、いつもの2人の元に戻れば緩まった、というのもまた事実なのだろうと思う。

自分の帰ってくる場所として認識できた、と言う。

 

とても時間がかかった、と感じた。

それは、初めてのグループではないからではないかと推察する。一度、離れてしまう経験をしたから。帰属意識を持ってしまうことで、別れが余計に辛くなることを知ってしまったから。ジュニアの段階ではグループに固執しないことが賢明だ、とも感じていたのかもしれない、と私は考えている。

 

しかし、時を経て今、グループとしての未来を紫耀くんが語るようになった。

そこに私は、男・平野紫耀の覚悟を感じる。

閉塞感を打破するために、自らの栄光を手にするために、グループで一丸とって邁進しなくてはならないと感じているのかもしれない。

 

そんな紫耀くんの覚悟を、応援したい、と強く思う。絶対、日の目を見よう。日本中の人に知ってもらおう!

その日まで私も、彼とともに"成長"を続けられるようなファンでありたい。