虚像を愛する

だいたい寝言

とあるブラック研究室の話

完全なるプライベートな話をしたい。

研究室の先生に怒られた話だ。

 

以降、かなり不快な話になるかもしれない。

気分を害された時点で、読むのはやめていただきたい。

 

私は今、とある大学の研究室に所属している。まだ、学部生だ。

研究室配属は、学部としての教育課程であり、卒業するためには避けては通れない。

 

研究室というものは、若干特異的な性質を持っていると感じる。

「学校」であり「社会」でもある一方で、「学校」でもなく「社会」でもない。

教育機関の一部であるが、そこを職場とする人もいる。属性の違う人間が混在している、いわゆるベン図の交わりのような場所だ。

 

しかも、私の所属する研究室はさらに複雑な構造をしている。

私の学部からしか学生は取らないが、組織としては違う学部に属している。いわゆる「寄付講座」と呼ばれるところらしい。

だから、担当してくださる先生方は全員所属が我々と元を違える。

そして、「研究者」であり「職員」なのである。

それが一つ、歪みを生み出している。

というのも、複数の教員の先生方がいらっしゃって、それぞれに独自の’スタンス’をお持ちなのだ。

「職員である以上、研究より業務を優先すべき」と考える先生もいらっしゃれば、「研究者としてここに来たのだから、最低限業務をこなせば、研究を存分させてもらう権利がある」と主張する先生もいらっしゃる。

 

そうした考え方の"ズレ"からささやかな軋轢が常にあることは否めない。

 

そして、そこに毎年新しい学生が入ってくる。諸々の事情をわかった頃に卒業していく。

 

私は、複数いらっしゃる先生の中でも、研究にかなり熱く厳しい先生の下についた。この先生を今後、A先生と呼ぼう。

研究に対する自発的な熱意がない私は、当初からA先生にかなり嫌われていたのだが、「他の優秀な生徒を下に付ける代わりに、私の面倒も見る」という交換条件としてA先生の下につけられることとなった。

私がチーム配属される際、A先生はチームの学生(私の先輩方)に事情を説明するメールを送信していた。

内容はさすがに見せてはもらえなかったが、どうやら私の悪口もさんざん書かれているらしかった。

そんな裏事情も、結局私自身の耳に入ってきてしまうのだから、研究室という組織は恐ろしい。

 

A先生は、熱心に学生を叩き上げたい、という方だ。

研究に関して、一人の学生の先輩を自分の右腕として育て上げていた。この方を今後、Bさんと呼ぼう。

師弟愛、というと非常に美しく響くが、二人の関係性はどう見ても「異様」である。

もちろん、毎日ご飯も一緒に食べるし、一緒に帰宅していた。席替えをしようとなってもBさんは自ら望んでA先生の隣に座った。

A先生のおっしゃることは絶対で、A先生の愚痴を聞くために深夜まで残っていた。そして、誰よりもひどく怒られていた。教室全体に響き渡る声で、怒鳴られているのである。

しかしBさんはそれを「愛情だ」という。「先生は、私のことを思ってくださっているのに、私の配慮が足りないばかりに…」と嘆く。

研究では、このラボを引っ張っているという実績と自負があるためか、Bさんは幹事学年の時も一切幹事としての仕事はしなかった。「そんなの時間の無駄だ!」と、A先生に怒られるからである。

A先生はBさんをひどく叱りつける分、より一層誰よりもBさんを称賛した。

「Bはすげぇよ、みんな見習え。」

そんな二人は正直、師弟を超えた関係なのではないかと邪推せずにはいられなかった。

 

A先生の指導は、Bさんに対してのみならず、他の学生にも厳しいものであった。

もちろん研究室なのだから、「行事」が執り行われる。

その幹事を任されるのは、残念ながらひよっこである学部生だ。

至らない点ばかりである。

何せ、社会経験は「アルバイト」「サークル」くらいしかない人たちだ。

A先生は、飲み会一つとっても「なぜ俺のグラスが渇いたのに誰も注ぎに来ない?」「なぜこんな座席の配置なのか?」とこと細やかに指導される。

行事が一つ終わる度に、幹事学年の先輩方が誰もいない部屋に呼び出され、説教を受ける様子を見ていた。

自分たちも、いずれはああいう目に遭う。

特に、チームの直属の先輩はよく怒られていたし、その度に遠回しにボヤいていた。

どうすればうまく切り抜けられるか、対策も教えてくださっていたが、そのどれもが当時の私にはとても奇妙に思われた。

「A先生の言う通りにさえしておけばいいよ」「気にしておかなきゃいけないのはA先生だけ」

複数いらっしゃる先生の中で、特段役職の高いわけではないA先生が何の権限を持っているというのだろう?と不思議に思ったのだ。

何なら、教授よりもA先生の言うことが大事だと言っていた。

挙句、彼はこうも言っていた。

「僕は研究室には物をなるべく置かない、ここは僕の居場所ではないから」

「演じるんだよ。ここでの僕は、本当の僕じゃない。」

 

 

そして遂に、その幹事学年になった。

最初の仕事が、卒業生の送別会であった。

ここに来て、同期がみな手一杯で、私が動きだすしかなかった。気が乗らなかったが、精一杯先輩方の意見も取り入れながら、進めていたところだった。

そこで、事件が起きた。

きっかけは瑣末なことである。

「卒業生の一人にプレゼントを渡すかどうか」である。

この研究室では、卒業する人に向けて本人が希望した商品を渡す、という習わしがある。

そして、私が先輩の一人に聞いた話では「博士課程に進む学生にはプレゼントは渡さない」というものであった。

それに則って、準備を進めていった。

仕事は、日程調整に始まり、料金設定、お店探し、偵察、予約。プレゼント希望調査と購入、ゲスト出欠確認。

挙げればキリがない。

しかしここで、同期の中で特に頼りにしている子は、インターンなどでお休みすることが多くなった。

私がしっかり把握をしておかねばならない。正直パンク状態であった。私自身にだって、就職活動の準備がある。

それに加えて、研究活動もおろそかにはできない。

積極的に介入してきてくださる先輩の存在はありがたかったし、その意見に従うことが多かった。

それがいけなかったらしい。

A先生に確認として、「博士課程に進む方には、プレゼントはあげないつもりなのですが…」と報告した。

すると先生は、「それは困る」とおっしゃった。博士課程に進む2人のうち、1人は「実質卒業」らしい。いつどのタイミングになるかはわからないが、いずれここを出て行くのだという。

寝耳に水である。

「では、早急に準備するという手もある」と打診した。

しかし、A先生は「そうするともう一人にもあげなくちゃいけなくなる、ことが複雑になる」と悩み始めてしまった。

そして、「俺、個人的に買うわ」と仰った。

私たち幹事は戸惑った。緊急事態である。

どうやって、「待って」と言おうかと悩んでいる間に、先生はモノを購入してしまった。

そこで、先輩に相談すると、行事担当の先生(C先生)に確認を取らないとね、と言われた。

C先生は、「教室全体であげたらいいんじゃない?」とおっしゃった。

「でも、A先生が個人的に買われてて…」

「それは個人からでしょう?どっちもあげればいいじゃん」

 

困った。これは絶対にA先生には納得していただけない。しかし、反論することができなかった。失敗1。この時点で、幹事失格である。

早急にA先生に話を戻したかったが、A先生は席を外されており、数日後の報告になってしまった。

その間にも、購入する方向で話が進んでいたため、私は順番を誤り、先に卒業生本人に希望を聞いてしまった。

失敗その2である。

 

そして、A先生に話を戻した。

「教室としてもプレゼントを、という方向に話が進んでしまって…」

 

大激怒である。

「もう買っちゃったよ。両方あげるなんてやりすぎ。教室で買うんなら、俺買わなかったんだけど。」

「取り回しに問題がある。幹事としていただけない。たった1回の飲み会もうまく取り回せないようなら、今後どんな回の幹事も務まらない。こんな失敗するやつに、仕事は回ってこなくなる。」

「そもそも、どうしてあの学生に相談など行ったんだ?意見が聞きたいなら、今度からBに相談しなさい。」

散々な言われようであった。

 

しかし、こちらにも非はある。

(完全に、こちらが悪いのかと言われると、世の常として100%どちらかが悪い事故はないと思っているので、頷けないところだが。)

ひたすらに謝罪し通した。

30分間、謝罪し、訂正できるところは訂正したり、

打開策を幾つか提案してみたり、

必死に傷を浅く済ませようと画策したつもりだった。

 

しかしながら、その後の対応も良くないらしかった。

再度、C先生に話を戻し「教室からは無しだと一度決定していたので、戻せないか?」と掛け合った。

すると、C先生は「それならお金だけでもバックすればいいんじゃない?」といった。

 

それをA先生に伝えたところ、その伝え方もまずいらしかった。

「先生が買ってくださった品物にお金を充てさせていただくというのはどうか、とのご意見でした…」

カチン、ときたらしい。

しかしその場では、それじゃまずい、もう買いなよ。と突き放された。

ごめんなさい、と再度謝ってその場を離れるしかなかった。

 

そして、その日のうちにたまたま研究室に顔を出していた同期(実習中)と、座席順を考えていた。

積極的に介入してくださる先輩が、再度参加してきた。

それを例のBさんに見られた。LINEが入っていた。

「私は今、実験中だから参加できないんだけど、後で私も席順見せて欲しいなぁ〜」

 

背筋が凍る思いだった。

きっと、どんな席順でも怒られるに違いない。

 

しかし、私は用事があったので同期に「Bさんにこれを見せておいてほしい」と託け、Bさんにはその旨の了承を得て帰宅した。

 

と同時に、A先生から「挽回のチャンス」としてまた別の飲み会の取りまとめをするよう命じられた。

その日程調整のLINEをグループラインしたところ、一度BさんとのLINEは終了していたにもかかわらず、即座に個人LINEが入った。

「今、グループにあげてる飲み会って先生もいらっしゃる飲み会だよね?」

そう、私たちのグループは学生のみで飲み会を開くことを実質禁じられている。

「研究室は、サークルじゃない」からだそうだ。

 

私はかなり精神的に追い詰められた。

 

そして翌日、Bさんから「送別会の席順のことで話がある」と呼び出しをくらった。「午後にお願いします」と返した。

研究室に着いて、席順の紙を探したがどこにもない。

自分の席にも、託けたはずの同期の席にもなかった。

通りがかったBさんに「知りませんか?」と確認したところ、「アァ、ここにあるけど。」とぶっきらぼうに返された。

なぜ、彼女が持ったままなのか、私には理解できなかった。見せろとは言われたが、渡せとは言われていない。

唖然としている私に向かってBさんは、

「でも私、これは認められないんで。」

と捨て台詞を吐き、ドアをバンッと大きな音をさせて出て行った。ああ、午後私は彼女から怒られるわけね、と悟る。

しかも、あの強気な姿勢は、A先生に起こるよう指示されたに違いなかった。

午後、インターンから戻った同期とともに、重い足取りで誰もいない部屋に連れて行かれた。

 

その後、2時間近くにわたり説教をされた。

こちらの意見など、一言も聞かれることはもちろんない。

いってみれば、昨日に先生がBさんに行った愚痴の内容を一言一句違わずに伝えられているだけにすぎなかった。

それだけでも衝撃的な体験であったのだが、先生にご迷惑をおかけしてしまったことに違いはない。

Bさんに叱られる筋合いは、正直あまりないのだか、これも必要な行程なのだと心を無にして聞いていた。

しかし、ある発言に驚愕した。

 

「先生がせっかく考えてご用意されたプレゼントを、教室からのものとして渡そうなんて、先生の気持ちも踏みにじっているし、卒業生の気持ちも踏みにじっている。業務としてこなしているだけにしか見えない。何、一石二鳥だとでも思ったの?

 

ショックだった。

一石二鳥などと、思うわけがなかった。

先生にご迷惑をおかけし、気に病み、どうにかしてことをうまく収められないかと、板挟みにあいながら懸命に奔走した結果だった。

それを、一石二鳥だなんて。

そんな発想があるということに反吐が出そうであったし、そんな下品な考え方をする人間だと思われるなど、非常に屈辱的であった。

思わず声をあげた。

「と、先生が感じられたということですか?非常に心外です。」

Bさんは、「いや、先生がおっしゃっていたわけではないけど、えっと。でも本当に落ち込んでいらっしゃって…私が想像しただけ!」と取り繕った。

嘘だと思う。先生がそういったに違いない。

 

その後も

「普段から、人の気持ちを考えていないから、こんなことになるんだと思う。この席順もそうだ。」

と叱られた。

席順自体は、2人をトレードしただけであったが、これをキッカケに怒ろうと考えただけだと思う。

 

あまりに悔しく、屈辱的であった。そう言われても仕方ない結果を導いてしまったことももちろん悔しかったが、最低な筋書きをわざとぶつけてこられたことに怒りがこみ上げてきた。

と同時に、その勝手な筋書きとはいえ、私がさらに人の感情を「踏みにじった」り、「傷つけた」りしたかもしれないことが辛かった。

解放されてから、1時間近くトイレにこもり泣き、明らかに腫れた目で残りの時間を過ごした。

 

そして、なんとかその日のコアタイムを終えたが、どうしても納得がいかなかった私は、A先生の元へ直接話に行こうと決意した。

根本原因については、散々謝った後である。

私が言いたい、そして謝りたいのは1点だけだった。

「私、先生のプレゼントを共有のものにできればラッキーだ、なんて一度も思っていません。そんな風に考えられているなら心外ですし、そうやって解釈して先生が悲しまれるのはもっと心外です。」

 

晩御飯も食べ終えて、他に誰もいなくなった教室へと再度足を運んだ。

A先生とBさんがいることは確信していた。

 

そして、教室の前で深呼吸していると中からA先生の怒った声が聞こえてきた。

断片的ではあるが

「一度決定したなら、決定を覆すなんて…」と聞こえた。

確実に、私たちの話だった。

一瞬、躊躇した。しかし、意を決して入室した。

シン、と静まり返った。そして、話が途絶えてしまった。

私が自分の席に向かっても、話が再開されることはない。

確信した。自分の陰口だったのだ、と。

 

思わず一度、外に出た。

しかし、やはりここで言わないと一生勘違いされたままである。

 

戻って、「あの!」と声を上げた。震えていた。

 

「一点だけ、勘違いされていたら嫌なので、訂正したくて。」

と話した。

どうぞ、と言われた。

その場にはA先生とBさん、そしてもう一人博士課程の先輩がいらっしゃった。

私が震える声で話し始めて10秒も経たないうちに、A先生とBさんの反論により中断された。

「俺がわかっていて欲しいのは…」と話を逸らされた。

どうやらC先生の決断に私が従って動いたことが、いけないらしかった。

C先生とは軋轢があるらしい。

私の気持ちの面などは、彼にとって瑣末なことだった。

 

15分ほどA先生の一方的な話を聞いた後、不服そうな顔をしていた私に「言い分は?」と聞いてきた。

聞かれたから答えた。また、30秒も経たないうちに反論された。

ぐっとこらえるべきだ、と思い話を聞いた。

また20分ほどして「反論は?」と聞かれる。次第に話は逸れていき、私が聞いていなくてもいいような話になる。夜中である。

立ちっぱなしで、暖房の効いた部屋でコートも脱げずに聞いている。

意識が飛びそうになる。

すると「聞きなさい。君に聞いていてほしんだよ。」と言われる。

そうして、30分、1時間、とスパンが延びていった。

気づけば、深夜0時を超えている。

何のためにここにいるのかわからない。「コートだけ脱いでもいいですか」と脱がせてもらうが、座らせてはくれない。

「反論は?」と深夜1時に聞かれる。反論と言っても、すべて事情説明だ。

挙句、「君はプライドが高いから、すべてに関して言い返してくる。」

と言われた。

たった1点のことを、主張するためにここに来た。2:1であろうと3:1であろうと、構わないと1人で乗り込んだのだ。

言い返さないわけがない。

「私はただ、これが言いたかっただけなので」と繰り返す。もう帰りたいからだ。

すると、Bさんがキレた。

「なんだか、自分の正当性ばかり主張していてイライラする。」

「先生が、こんな風に〇〇さんのいいところも挙げながら寛大に許してくださっているのに、いつまでもいつまでも自分が正しいと主張して、自分を守っているようにしか思えない。」

 

当然だ。この状況で、自分が自分を守らなくて、他に誰が守ってくれるというのだろう。ただ、刺されて死にに来たとでも思っているのだろうか。

 

私の中で、何かが崩れた。

絶対に泣くまいの決めていたのに、涙が出てきた。

途端に、目に見えて周囲が慌て始めた。座ったらいいよ、とようやく席を差し出される。

この時点で4時間は経っていた。

こんなことを期待していたのではない。

傷ついた、と言われたから。無駄に傷ついてほしくなかったのである。

弁明することで、救われる気持ちがあるかもしれないという気持ちもあった。

しかし、Bさんには「自分を守りたいだけ」と罵られた。

彼女が私に共感することは、一度もなかった。

 

何をしても無駄だ、とわかった。

怒らせてしまったことを謝っても、無駄。

せめてその後をケアしようとしても、無駄。

 

言い返すな、というのなら黙るしかない。

その後も続くお説教を私は一切声を上げず聞いた。

「ね?」とか「わかるか?」と問われる。

とにかくこうしないと帰してもらえない。

反応しなくても、まだ話が続く。

「だろ?」と言われる。とにかく頷く。目を見て首を縦にふる。

 

屈辱的すぎて、悲しくて、涙が止まらなくなった。

それがさらに屈辱的だった。

涙を流しながら、首を縦に振り続けた。

「もう帰るか。」

と言われた。

夜中の2時を回っていた。

 

すみませんでした。と頭を下げ、帰路に着いた。

 

たかだか行事のことで、こんなことになるとは思いもしなかった。

家に着く。一日中泣いていたので、頭が痛くてたまらない。

重い瞼を閉じても、怒りから眠れない。

どうしたものかと思って開いたケータイに、先生からメールが届いていた。

 

「遅い時間まで付き合わせてごめんね。一点誤解を解きたいのは、〇〇さんが入ってきた時話していたことは本当に君のことじゃない。あと、いろいろ言い過ぎた。反省はしている。」

精一杯の優しさなのだろうと思う。

 

普段、先生からのメールに返信しないなどありえない。

しかし、この日ばかりはできなかった。

私の誤解だって、ろくに解かせてもらえなかったのだ。

悶々とすればいい。

 

そして三連休を迎えて、昨日のニュースを知る。

千葉大アカハラに関するニュースだ。

どこにでもあるのだ、と知る。

千葉大では、教授が減額処分をくらったという話だった。

私は、教授のことは大好きだ。そうか、責任は上まで上がっていくのだな…と考える。

 

今、私にできることはじっと耐えることしかないのかもしれない。

そこで、先輩の言葉を思い出す。

「演じるんだよ。ここでの僕は、僕じゃない。」