虚像を愛する

だいたい寝言

「平野くん」が見つかる世界

今しか感じることのできない、この何にも形容しがたい気持ちを記しておこうと思う。

 

 

私が平野くんを好きになってすぐに、彼は上京した。

正確には、松竹座に出演することがなくなった。これも思い返せば、あれが最後だったのか…と感じるもので、当時はまた戻るだろうと思っていた。

そして、クリエA6時代の到来である。

私はもう確信した。

「彼はこのままデビューする」と。

そして瞬く間にお茶の間を席巻し、いわゆるスターダムを駆け上がるだろう、と。

ラッキー!ジュニアのうちに知ることができて!とまで思ったものだ。

 

しかし、待っていたのは長〜い潜伏期間であった。

何年末のカウントダウンコンサートは平野くんの出演を少し期待しては、やはりそこに彼の姿はなく、

各局の年末音楽番組にも、当然出演はなく、

もっぱら「舞台」での活躍がメインだった。

もちろん、舞台上の彼は非常に大好きだ。輝いている。初めて帝劇で舞う彼を見たときには、感動で息を呑んだし、未だに最も心に残っている大切な作品は「JOHNNYS' FUTURE World」だ。

しかし一方で、悔しかった。

ジャニオタでさえ、一部のコアな人にしか興味を持ってもらえない。

ましてや、お茶の間の人々の目に触れる機会はほとんど無い。

絶対に、目に映るチャンスさえあれば彼は人を魅了する、という確信があった。

絶対に、目に留まる。人気が出る。

こんなに小さな場所に閉じ込められるべき才能では無いのだ…

 

そう思い続けても、主張し続けても、お知らせが来ることはなかった。

きっと彼らに原因があったわけではない。

環境要因であると考えている。

ジャニオタは、優秀な人材の宝庫であるがゆえ、詳細な分析が飛び交った。

ジャニーズ事務所を大きく揺るがすような事件があった。

その対策に追われ、デビューが見送られたのではないか、という意見がかなり的を射ているような気がする。

 

しかし、一件落着してもどこか混沌としていて、拭いきれない停滞感があった。

正直、「機を逸した」といった感覚があった。

じっと耐え続けるしかないのか、このまま世に放たれることなく、我々のようなファンだけにしか消費されないような、そんな箱に閉じ込めていていいのか。

 

そんな不安や悔しさを感じていた。

 

そんな中、ある日突然。

もう、「イベント」と言われても「いつものやつじゃん?」と流してしまうくらいに、マンネリ化してしまっていた日常に。

突然。

ずーっと待って、待って、待ち続けた素敵なお知らせが舞い込んだのだ。

しかも、それは、本人たちが相談に行った結果だというではないか。

こんなにも心動かされることはない。

本当に、驚いた。動悸が激しくなった。誇らしく、嬉しかった。

 

さらに、以前から噂されていた「花のち晴れ」の発表があった。

畳み掛けるように届くお知らせに、目まぐるしく日々は過ぎた。

 

そして。

 

様々なキッカケで、世間の目に触れるようになった今。

「平野くん」としての世の中に認知されるようになった。

夜会、モニタリング、VS嵐

どこに出ても、きちんと爪痕を残す。

 

ほらね!!!

私が信じていた通りだ!!

 

全くもって、私が鼻高々になる理由なんてないんだけれど、

もしかすると私の感じていることは世間とずれているのかもしれない、と凹んだ時期もあっただけに、

自分の信じた感性がやっぱり正しかったんだ、と確認できている今が本当に幸せなのだ。

彼はすごい。

彼は魅力的だ。

彼はスターだ。

 

信じてついてきて良かった。

これからも、信じていこうと思える。

 

さあ、ここがスタートラインだ。