虚像を愛する

平野紫耀くんを応援しています。だいたい寝言。

SNS上の諍い

って、すごく取るに足らないものだなと思う。

まるで生産性がない。

…と言うと、あまりに冷たすぎるかもしれない。でも、これは真実だと思う。

平野くんのファンでしかないので、平野くん周辺のことしか見れていない視野の狭さは先に謝っておきたい。

そもそも自分自身、平野くんに出会ってTwitterを始めるまでは

オタク同士のつながりというものが皆無に等しかったから、それまでオタク同士の争いに触れることはなかった。

その分、初めて目の当たりにした時は愕然としたものだ。

 

アカウント作成当初は幾度となく心無い言葉に直面し、その度に傷ついてしまった。

また、せっかくお友達になれたと思っても、価値観のズレを感じた時どうしたらいいのかわからず途方に暮れることもあった。挙句向こうから「合わないんだよな〜」とエアリプさせてしまった。ごめん。

(今でもちょっとトラウマで、もっと早く絡みにいくのをやめてあげるべきだったなとか、思えばあのアカウント移行は私を切るためだったのでは?しつこく付きまとってしまったゴメンね、とか、折に触れて申し訳なくなったり恥ずかしくもなる、、)

 

相互的な関わりがある人との諍いのみならず、全く知らない人の刃物のような言葉が突如目の前に降ってくることもある。

SNSを使う上で自衛が必要だ、とはよく言ったもので、この文言が頻繁に使われるのは、そうした感覚のズレや衝突はどうしても防ぎようがないからだと思う。

 

そりゃ、世界60億人いれば価値観は60億通り。絶対的な正解などなく、自分が好きなものを嫌いという人がいるのは当然だ。

ただ、そういう自分の個人的な「不快感」を、簡単に全世界の人の目に触れるところに放り投げる人があまりに多すぎる。

愚痴である。

愚痴は本来、「言ってもしかたのないことを言って嘆くこと。」を指すらしい。

言っても仕方のないこと、つまり言ったところで意味がないのだ。

そして大概、誰かの好きを否定してしまう内容であることが多い。

なのに、それを堂々と放出してしまうから諍いの引き金を引く。

ネットの繋がりの中でなくとも頻発することなのだろうが、SNS上はそれが異常に多い。

面と向かって言うわけではない分、自由である一方で、とても危険だ。

しかしジャニオタ、いつも戦争が絶えないねぇ、と苦笑してしまう。

 

確かに、争いの種となるような案件が浮上した時に、私もイラッとしてしまうことがよくある。反論が次から次へと浮かんでくることも、かなりよくある。

だから、そこで一息吐くようにしている。

これがSNSの良いところだ。口を突いて出るということがない。文字や文にするまでのステップがある分、思いとどまれる波止場が幾つかある。

脳内で「金持ち喧嘩せず」「君子は矜して争わず」と唱える。(※私は貧乏であり、君子でもない)

大抵の負の感情は、不特定多数の目に触れるSNSにあげるべきだとは思えない。

だって、反論はさらなる争いを生むだけだから。

オタク同士の争いなど、犬も食わない。

事の発端は大抵「オタク」であり、それにカンカンに怒るのも大抵「オタク」だ。

少し視点をずらしてみれば、どちらも同じ穴の狢であり、世間一般では同種に括られる仲なのだ。

 

そのコミュニティーの中で、同じものを同じタイミングで見ながら、

ああだこうだと言い合っているにすぎない。

意見交換ならば、とても文化的で素晴らしいものだと思うのに、それが知らず知らずのうちに争いへと発展する。

 

もったいないなぁ、と思う。

何も生み出さないのに。

反論を繰り広げる人たちはまた、語彙も豊富で、視点も鋭くて、優秀そうな人が多いからなおのこと勿体ないなあと思う。

あなたのその時間、違うことに費やした方が世のためにはプラスだよ…!と謎の視点でコメントしそうになることも笑。

 

ジャニオタ同士、仲良くしようよ。

ましてや同じグループ内での貶しあいなんて、自分たちのためにやめようよ。

今ならマイケルやジャニさんの気持ちも分かりそう。

We are the world だわ(?)

 

それがタレントや制作側の人たちの元に届くというのなら(絶対に嫌だけれど)百歩譲って目論見がわからなくもないが(絶対に許せないけれど)、

少なくとも平野くんはそういうの見ていないと思うよ、と言いたくなる。

というか、見ていたとして!SNS上に転がっている、素性も分からない人が攻撃的に投げかけた言葉を受けて「はい、そうですか。」と愚直に言動を改めるタイプではないように思う。

それよりは、自身の信念を貫くタイプでは…(頑固ともいう)

 

何か彼が非難された時に、擁護する意見がないと

非難の方が正しいというような風潮になってしまうという懸念があるのもわかる。

意見交換が必要な時もあるだろう。

ただ、どうにも攻撃的な反論を感情的な言葉に乗せて繰り広げる様子を見ると

そっと目を閉じたくなる。

大抵の案件は、数ヶ月もすればみんな忘れてしまうようなものばかりだ。

無駄なエネルギーをそこに割かないでほしい。

 

だから、ふと一人になると

「争いがなくなればいいのに…」

と思う。

私はジャニーさんか!って自分で突っ込んでいる。(寂しい)

ジャニーさんも、そういう気持ちなのかなぁ…

 

早く戦争がなくなればいいね。

 

などとこんなところに書いてしまう私も私だ。

ブログってどうやって鍵かけるんだっけ………