虚像を愛する

平野紫耀くんを応援しています。だいたい寝言。

平野紫耀とお勉強について

平野くんはお勉強があまり得意でない。

というと、また本人から「やればできる。高校の時に本気を出した時は、90点以上をたたき出しまくった。」とかなんとか訂正が飛んできそうだ。

そうだと思う。

やればできる、間違いない。

ただ、直接的に役に立てづらい知識を強要される”お勉強”が好きではないのだ。

本人がもし勉強を好きだったら東大でもハーバードでもいけただろうと思う。

しかし、彼の家庭では勉強が全てではないと、縛られてはならないと

のびのびと育てられたとのことであった。

だから、アルファベット順が言えないし、九九もいつも危うげだ。

ママには、お勉強よりも人としての礼儀や節度、思いやり、そして知恵を養いなさいと言われてきたのだろう。

テストの点が悪くても怒られないが、女の子に優しくしないと叱られた、といったニュアンスのことを言っていたのも見たことがある。

 

そんな平野くんが、今月発売のMyojoで「"CO2"はなんでしょう?」というクイズに見事正解していた。

その理由として、彼は(初めて正解したことに喜びを隠しきれない様子で)以下のように語っている。

 

俺ね、学校の授業の中で理科は好きだったの。

あと、前に過呼吸の対処法を勉強したことがあったんだよね。過呼吸は、カラダの二酸化炭素が減るとひどくなるっていうから、酸素や二酸化炭素について調べたことがあるんだよ。

だからわかった! 

 

少し興奮した様子が伝わってくるような口調があまりに可愛らしすぎて、マスクされてしまっているが、このコメントの中に彼の底知れない魅力が見え隠れしている。

 

まず、二酸化炭素について知っているのが、地球温暖化などといった社会的な問題ではなく、自身の身体に関連するような事象きっかけであるという点で、とても平野くんらしいと思った。

ましてや、ただの記号としてのCO2であれば覚えているはずがなさそうなころも。

さらに、彼が理科が好きだというのも非常に納得のいたすところである。

「化学」「生物」「物理」ではなく「理科」であるのも

彼の学習が義務教育でクライマックスを迎えたことを表しているようだと感じる。

そして、主要教科の中でも、特に自身に実感を伴って学びやすい教科であるという点で、理科が選ばれたのだろうと思う。

何せ、得意科目は「保健体育」なのである。

トマトの有効成分はリコピンであること、女性ホルモンの分泌により女性のお肌が美しく保たれること、などといった知識についてはママやアキコさんなどの、彼を取り巻く女性から得たものだろうと思う。

知っている他の分子式が、H2、O2といった顔ぶれなのも、「水素水と…酸素カプセルとかボンベかな?」などと推測している。(酸素については過呼吸関連で、と言っているが。)

 

一方で、彼は痺れが虚血に起因することも知っており、痺れている人に「ちゃんと血、巡らせてください」という。

CO2の存在を知ったのは、過呼吸への対処法を調べた結果だという。

これらの話を聞いた時、私は彼のお母さんや岩橋くんを連想せずにはいられなかった。

(あまり彼の言及していないところにまで考えを及ばせることは褒められたことではないと分かっていても、不可避であった。ご容赦いただきたい。)

 

ジャニフワの時に、彼自身が走りすぎて過呼吸気味になったこともある(し、本人も過呼吸になりかけたと明るく吐露していた)ので、

その時に学んだことなのかもしれないが、なんとなく本人があの時の体調不良について言及するとは考えづらい…これは完全に私の勘でしかないが。

だから、「あぁ、『人を助けたい、守りたい』と言う彼らしい言動だ。」と思った。

本当に彼は強く、優しい。

彼に愛される人はなんと心強く、そして幸せな人なのだろう。

どうか、たくさんの愛を受け止め、平野くんに返して欲しい。

 

あと、このコメントに感動した点がもう一点ある。

それは、彼の「学習方法」である。

過呼吸の対処法を調べるとして、「ビニールを口に当てて過換気を抑制する」という方法にたどり着いて満足する人が多いのではないだろうかと思う。

しかし彼はさらに、過呼吸発作時に体内で起きている生理現象にまで考えを至らせていた。

なぜ、その対処法が取られているのか、功を奏すのか、きちんと原理までさかのぼって理解をする。必要な知識であれば、記憶にとどめている。

なるほどこれは、応用が効く学習法である。実に効率的であり、効果的だ。

要領がいいとは思っていたが、無意識のうちにそういった学習回路を構築し実践している彼に、感嘆せずにいられようか。

やはり只者ではない。

 

これだけの能力と、運命性と、そして深い優しさを持ち合わせている彼が

世に広く知れ渡り愛されることは当然だよなぁ、と思う。

まだまだ、新鮮に感動を届けてくれる彼に改めて、感謝したい。